磐梯山の足長手長 切り絵御朱印
令和7年1月1日から、磐梯山に伝わる民話「足長手長」をの授与を始めました。1枚1200円。
・民話の主な内容 夫婦の妖怪「足長手長」が磐梯山から足を伸ばして雲をかき集めて太陽を遮り、猪苗代湖の水を手ですくってばら撒いて大雨を降らせ、作物が育たず村人が困っていました。通りかかったお坊さん(弘法大師)が、村人らを救うため磐梯山に登って、足長手長に「何でもできるようだが、今より大きくなれるか」と聞くと、雲を突き抜けるぐらい大きくなった。お坊さんが「なら、今度はこの鉄の鉢に入れるぐらい小さくなれるか」と聞くと、足長手長はあっという間に小さくなった。お坊さんは足長手長を鉄の鉢に入れてふたを強く閉めて、磐梯山頂に埋め、大きな石を置いて出られないようにした。足長手長は、磐梯明神としてまつられ、太陽の光が戻り、作物が取れるようになった。やがてふもとに社が建てられ、それが磐梯山の神様である磐椅神社と伝わる。